1ラウンドでのパット数は何パットを目標にすべき?
ゴルフスコアを大きく左右する “パット数”。初心者の方は、まず「1ラウンド何パットを目指すべきか?」を明確にしておくと練習の指標になり、上達スピードが格段にアップします。本記事では、パット数の基本ラインとその達成ポイント、練習法までを初心者にわかりやすく解説します。

目次
1. まずは“平均パット数”を知ろう
ランク | 目安スコア | 目安パット数(18H) |
---|---|---|
初心者(HDCP 36以上) | 120台~140台 | 40~45 パット |
中級者(HDCP 20~36) | 90台~100台 | 36~40 パット |
上級者(HDCP 0~20) | 70台~80台 | 30~36 パット |
プロ | 60台~70台 | 26~32 パット |
- 初心者は「平均2.5パット」をベースに40〜45パットを目標に。
- 中級者は「平均2.0パット」を目指して。
- 上級者は33パット前後をクリアし、調子よければ20パット台を目指して。
2. 目標パット数の設定方法
- 現在の平均パット数を把握
スコアカードのパット欄を毎回記録し、ラウンド後に平均値を算出。 - 段階的に下げる
まずは「平均パット数 −2」を中期目標に設定。例)現在42パットなら40パット切り。 - 具体的な数値目標をホール別に 目標パット達成ホール数を設定する。2パット12ホール以上 セカンドパットは必ず入れる意識 3パット2ホール以内 4パットは絶対にしない 1パット4ホール以上80cm以内は確実に沈める などetc
3. 2パット率を上げるコツ
ポイント | 実践方法 |
---|---|
ファーストパット | ・毎回同じテンポで転がすドリル ・1m刻み距離感練習 |
セカンドパット | ・打ちきり練習(3m以上) ・パットマットで見える化 |
ショートパット | ・80cmドリル ・“もう一回!”練習で確実性を磨く |
3パット防止 | ・沈まなくても“寄せワン”意識(半径2mに入れるなど) ・絶対4パット回避 |
4. 効果的な練習メニュー
- スピードコントロールドリル
3m→5m→7mと距離を変え、同じタッチでカップインさせる。 - 1パットチャレンジ
練習グリーンで80cmのワンパットのみを繰り返し打つ(10球連続成功を目指す)。 - ノールックパット
カップを見ずに「感覚だけ」で1mパット。タッチとラインの感覚を研ぎ澄ます。 - 傾斜パット練習
練習グリーンで傾斜を探し、左右のライズ・フォールに対応する練習。
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5. メンタル面の克服
- ルーティンの徹底
深呼吸→素振り→イメージ(3ステップ)を毎回同じに。 - ミスの切り替え
3パットしても自責せず「次ホールは必ず2パット」と前向きに。 - 成功イメージ
打つ前に必ず「入る感覚」を3秒間頭に描く。
6. まとめ
- 初心者目標:40~45パット(2パット率60%以上)
- 中級者目標:36~40パット(2パット率70%以上)
- 上級者目標:30~36パット(2パット率80%以上)
「何パット」かを明確にすると、練習の方向性が定まり、モチベーションも維持しやすくなります。ぜひ次回ラウンドから、ご自身の「目標パット数」を設定してチャレンジしてみてください!



