目次
はじめに
アイアンショットで「思った距離」が打てるようになると、フェアウェイやグリーン周りでのプレーが格段にラクになります。本記事では、初心者にもわかりやすく、距離感を身につけるための練習ドリルやポイントを紹介します。スイング幅を一定に保つコツ、番手ごとの距離把握法、数値化の重要性など、すぐに取り入れられる方法ばかりです。

1. 距離感を決める3つの要素
- スイング長さとスピード
同じ振り幅で、振るスピードだけを変えることで距離をコントロール。身体が「同じ動き=同じ振り幅」を感知し、微妙な力加減で距離を変える感覚を養います。 - 番手ごとの平均飛距離把握
50/75/100ヤードなどの目標を設定し、練習場のヤード目標を使って各番手の平均距離を体に覚え込ませます。 - インパクトのフィーリング
ボールへ入射する角度やフェースのスクエア感、手ごたえを感じ取り、距離の微調整に役立てます。
2. 代表的な練習ドリル
ドリル名 | 内容 | 効果 |
---|---|---|
振り幅ドリル | 各番手アイアンで「ハーフ/スリークォーター/フルスイング」を打ち分ける。 | 振り幅と距離の関係を身体で覚える |
3球前後マーカー練習 | 50ヤード先に中心マーカー、手前・奥に±5ヤードマーカーを置き、各3球ずつ打ち分ける。 | 誤差を想定しつつ±5ヤード以内に収める練習 |
ステップターゲット練習 | 25/50/75/100ヤードなどの各ラインにフラッグ目標を設置し、正中率を測定する。 | 番手ごとの飛距離精度を数値化し、選択精度を高める |
スピード変化ドリル | 同じスイングで「遅め・中・速め」の3段階スピードを試し、距離差を記録する。 | 振り幅固定でスイングスピードのみで距離を変える感覚 |
3. 練習時のポイント
- 必ずヤード表示で数値化
飛距離をノートやスマホに記録し、後で傾向を分析します。 - ゾーン設定
1ヤード単位ではなく「±5ヤード」などの許容範囲を設け、その中に収めることを目標にすると実践的。 - ライの変化を想定
練習場とコースでは芝の質が異なるため、固いライや深いラフでも同じ距離感が出せるよう調整。これはコース体感して覚えていくしかない。 - 客観的フィードバック
弾道計測器や動画を使い、インパクト時のフェース向きやスイング軌道をチェック。
4. フェード/ドローでの距離感調整
弾道 | 飛距離変化の目安 | ポイント |
---|---|---|
ストレート | 基準距離 | まずはストレート弾道で正確性を養う |
フェード | 基準距離-3~-5ヤード | フェード軌道の抵抗分を考慮し少し短めに打つ |
ドロー | 基準距離+3ヤード程度 | フック回転で飛距離が伸びる感覚を利用 |
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6. まとめ
- 距離感は「振り幅」「番手把握」「インパクト感覚」の3つで構成される。
- 同一振り幅ドリルや番手別ターゲット練習、数値記録を組み合わせて感覚を身体にインプット。
- 実践では傾向分析とライの変化対応を忘れずに。
- フェード/ドロー時の補正を理解すれば、あらゆる状況で狙った距離を打つ自信がつきます。
これらを継続練習すれば、アイアンで「思い描く距離」を自由自在に打ち分けられるようになります。ぜひ次回の練習から取り入れてみてください!



