アプローチのとき、クラブが地面に刺さっていませんか?
バウンスを使ったアプローチ徹底解説
ゴルフのアプローチで「トップ」や「ダフリ」が続く人は、ついリーディングエッジ(刃)で打ち込もうとして、クラブが地面に刺さってしまっているかもしれません。ウェッジのソールには「バウンス」と呼ばれる出っ張りがあり、これを先に地面に当てることでクラブを滑らせながらボールをとらえ、安定したコンタクトを実現できます。本記事ではバウンスの仕組みと、初心者でもすぐに取り入れられる練習法を紹介します。

目次
1. バウンスとは?
- 定義:ウェッジのソール下部に張り出した部分。地面に刺さりにくくする。
- バウンス角:バウンスの高低を角度で表し、大きいほど深い砂やラフで抜けが良い。
バウンス角度 | 特長 | 向いている状況 |
---|---|---|
4°〜6° | 抜けが控えめ、薄い芝向き | 硬いライ/短いアプローチ |
8°〜10° | 標準的な抜け性能 | 通常のラフ/深い芝 |
12°以上 | 強い抜け性能、バンカー向き | バンカー/深いライ |
2. 刺さる原因とバウンス活用のコツ
原因 | 改善ポイント |
---|---|
リーディングエッジで打ち込む | フェースを開き、バウンスを先に地面に当てる |
シャフトが寝すぎ/立てすぎ | シャフトは垂直に、バウンスが地面に接触しやすい角度に |
ハンドファースト過多 | ハンドファーストを抑え、ソール全体が滑るイメージで振る |
① アドレスでクラブを垂直に垂らす
グリップエンドを軽くつまみ、クラブを垂直に垂らしてみましょう。バウンスが先に地面に当たる構えになります。
② フェースを開いてセット
番手より1〜2番手分フェースを開き、ソール後部のバウンスが地面に当たる位置を探します。
③ 払い打ちスイング
ダウンブローではなく、バウンスを滑らせるイメージで「払い打ち」します。リーディングエッジが刺さらず、ソール全体で滑ります。
3. バウンス活用の練習ドリル
ドリル名 | 内容 | 効果 |
---|---|---|
ティー乗せドリル | 練習場でティーにボールを乗せてボールのみをクリーンに打つ | 打ち込みを抑える 滑る感覚を身体で覚え、刺さりを防ぐ |
手の甲スライド | テーブル上で手の甲を滑らせ、「摩擦なく滑る」感覚を養う | ソール滑りイメージの強化 |
鏡前素振り | ミラー前でバウンス接地を確認しながら素振り | フェースではなくソールを意識 |
4. 実践時のポイントまとめ
- ボール位置:スタンス中央より少し目標寄りに置く
- 体重配分:前後50:50でリラックスし、払い打ちを意識
- 足場:ややオープンスタンスにして腰の回転を使いやすく
- 目線:ボール手前のソール接地をしっかり観察
- フィードバック:スマホ動画や同伴者の助言で動きを確認
5. まとめ
- バウンスは刺さりを防ぎ、安定した抜けを生むウェッジの要。
- アドレスでバウンスを先行させ、払い打ちでソールを滑らせるイメージ。
- 練習ドリルを繰り返し、ティー乗せや鏡前素振りで感覚を体得。
- 実践ポイントを意識すれば、難しいライからも自信をもってアプローチ。
ぜひ次回の練習でバウンス活用をマスターし、アプローチの精度と安心感をアップさせてください!
最後にバウンス多めのおすすめウェッジを紹介します!
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バウンスを滑らせてアプローチするだけで全然違ってきます!頑張りましょう。


