パター選びで後悔しない!打感・転がり・結果の違いと最適解
ゴルフにおいてスコアを左右する大きな要素の一つがパッティングです。どんなに素晴らしいショットを打っても、最後のパットが決まらなければスコアは伸びません。そこで重要になるのが「自分に合ったパター選び」です。
しかし、パターは種類が豊富で、初心者にとってどれを選べばいいのか分かりにくいもの。そこで本記事では、**「打感」「転がり」「結果の違い」**を詳しく解説しながら、後悔しないパター選びのポイントをお伝えします。

🔹 パター選びで重要な3つの要素
パター選びで考慮すべきポイントは大きく分けて以下の3つです。
要素 | 説明 |
---|---|
打感 | ボールを打ったときの感触。ソフトか、硬めか、どんなフィードバックがあるか |
転がり | ボールがスムーズに転がるか、順回転がかかるか |
結果 | 実際に狙ったラインに打てるか、再現性があるか |
初心者は「なんとなく構えやすい」「デザインが好き」などの理由で選びがちですが、それだけで決めるのは危険です。では、これら3つの要素がどのようにパター選びに影響するのか、詳しく見ていきましょう。
🔹 打感の違いと影響
打感はパターのヘッド素材やフェースインサート(フェース部分の素材)によって変わります。
◎ ソフトな打感のパター
✅ 特徴:
- フェースに柔らかい素材(インサート)を使用
- ボールがフェースに吸い付くような感触
- インパクト時の音が小さめ
✅ メリット:
- 繊細なタッチが出しやすい
- 転がりの距離感をコントロールしやすい
✅ デメリット:
- 打ち損じると転がりが弱くなる
- グリーンが重いと届かないことも
向いている人: ✔️ フィーリングを大事にしたい人 ✔️ ソフトな打感が好きな人
🔽 ソフトな打感おすすめのパター
◎ 硬めの打感のパター
✅ 特徴:
- フェースが金属製で硬めの素材を使用
- 打った時に「カツン」とした音がする
✅ メリット:
- しっかりした打感で距離感を出しやすい
- 転がりが良く、グリーンが重くても安定
✅ デメリット:
- タッチが強くなりすぎることがある
- 感覚的な調整がしにくい
向いている人: ✔️ しっかり打ちたい人 ✔️ 転がりの良さを優先したい人
🔽 硬めの打感おすすめのパター
🔹 転がりの違いと選び方
パターは「ボールの転がり方」も大きく異なります。理想の転がりを実現するために重要なのが**「順回転」**です。
◎ 順回転の良いパター
- 転がりがスムーズで、距離感が合わせやすい
- 直進性が高く、ブレにくい
順回転を生み出す要素
✅ ロフト角:
- 適切なロフト(2〜4度程度)があると順回転になりやすい
✅ フェースの加工:
- ミルドフェースやインサートが工夫されているとスムーズな転がりになる
✅ 打ち方との相性:
- アッパーブローすぎるとバックスピンが入りやすい
🔽 順回転しやすいおすすめのパター
🔹 結果を出すためのパター選び
◎ 自分のストロークタイプを知る
パターには「アーク型」と「ストレート型」のストロークがあり、それぞれ向いている形状が違います。
ストロークタイプ | 向いているパター |
---|---|
アーク型 | ピン型、ブレード型 |
ストレート型 | マレット型、ネオマレット型 |
- アーク型:フェースを開閉するタイプ → ピン型が向いている
- ストレート型:真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す → マレット型が安定する
◎ 長さ・ライ角もチェック
パターの長さやライ角が合わないと、構えたときに違和感が出たり、ミスが出やすくなります。
身長 | 推奨パター長さ |
---|---|
160cm以下 | 32インチ |
160〜175cm | 33インチ |
175cm以上 | 34インチ |
初心者の方は、できるだけ試打して自分に合う長さを選びましょう!
🔹 まとめ:後悔しないパター選びのコツ
✅ 打感をチェック(ソフト or 硬め) ✅ 転がりの良さを確認(順回転が出るか) ✅ 自分のストロークに合った形を選ぶ(アーク型 or ストレート型) ✅ パターの長さが合っているか確認 ✅ 試打をして感覚を確かめる
パターは「フィーリングが大事」と言われることもありますが、しっかりとした選び方の基準を持つことで、より自分に合った1本を見つけることができます。
初心者の方も、ぜひ今回の内容を参考にして、自分にピッタリのパターを見つけてください!
